バイクの楽しみポイントの1つ、シフトワーク
バイクを走行する際の楽しみの1つとして知られているのが、シフトワークです。
いわゆる、ギアを自分で操作して運転をするタイプで、車で言うところのマニュアル車がこちらに当たります。
近年ではオートマタイプのバイクもありますが、まだまだシフトワークが必要なバイクの方が、圧倒的人気と言えるでしょう。
シフトワークが必要なバイクの方が、バイクに乗っている感覚が強いためです。
そんなシフトワークですが、基本の部分をしっかりと抑えれば、初心者ライダーでも簡単に操作が出来ます。
多少の慣れは必要ではありますが、バイクを本格的に楽しみたいという方にこそ、シフトワークのマスターは必要不可欠と言えるでしょう。
シフトワークの基本を抑える為には、こうしたポイントをまずは覚えておいて下さい。
小さく丁寧に、コンパクトな動きを心がけて
シフトワークはどうしても、がしがしと力強く、少し雑な動きを連想してしまいがちですが、それですと上手くシフトワークが出来ません。
シフトワークは非常に繊細な動き、細かい動きだと言うことを理解して、丁寧に操作をするようにしましょう。
スロットルやクラッチ、チェンジペダルの動作を、あくまで滑らかに、順序立てて行う事で、スムーズなシフトワークが可能となります。
操作全体を、小さく、コンパクトにまとめるように心がけると、上手くシフトワークが進むようになるでしょう。
ライダーがよく陥りがちなのが、ガシガシとシフトワークを行い、上手くシフトワークが繋がらないというケースです。
大きくシフトワークをすると、バイクに乗っている感があるかもしれませんが、技術的な面では上達がありませんので、丁寧に扱うように心がけていきましょう。
丁寧に小さく扱う方が、技術が安定し、真のらいだーとしての運転を身につけられるようになります。
それぞれの流れを体に染みこませる
シフトワークは、とにかく慣れが大切です。
1つ1つの流れを体にたたき込み、無意識でも行なえるように訓練していきましょう。
発進や加速をする際のポイントは、クラッチからステップへの流れです。
滑らかにクラッチを繋いで、バイクが動き出したら、すぐにステップに足を乗せることで、スムーズにシフトアップすることが出来るでしょう。
運転中は、足をペダルの下に入れたままにしておくことで、簡単にギアチェンジが可能です。
減速や停止する際のポイントは、シフトダウンするタイミングになります。
前後ブレーキを使ってしっかりとスピードを落としてから、シフトダウンをしていき、回転数をしっかりと落しながら停止していきましょう。
スピードが落とし切れていないのにシフトチェンジすると、上手く走れなくなります。