レトロなロードモデル ヤマハ SR400

ヤマハのロングセラーバイク、SR400

ヤマハのSR400といえば1978年に販売されて以来、モデルチェンジやマイナーチェンジを繰り返したり、派生モデルが追加されたりしてきた人気のあるモデルです。
シンプルな外観とレトロな雰囲気が多くの人に愛されています。

大人気のバイクでしたが、2017年に排ガス規制が新しくなったことにより一旦製造終了となって今いました。
しかし、環境性能向上をしてか医療をしたことにより2018年に多くの人の希望にこたえて復活をしたのです。

新型SR400の特徴

2018年11月に新たに販売されるようになったSR400はもともとの形をベースに環境性能を高める構造となっています。
例えば、O2フィードバック制御ロジックの変更をしていたり、新ECUの採用を施していたりすることによって2010年のモデルから採用されてきたフューエルインジェクションシステムのセッティングを最適化して搭載しているのも特徴です。

マフラーも改良をして触媒の仕様を変更したことにより音質が変わっています。
シートやウインカーも新しいものを採用することで質感はかなり高まっており乗り心地もいいです。

SR400の乗り心地

SR400といえば見た目からもコンパクトでレトロな姿が特徴です。
バーハンドルが低めで背が低めの男性でも十分両足の裏が地面に着く安定性があります。
これはもともとのモデルに比べて重さは1㎏増えているものの最低地上高が低減されていますがホイールベースやシートの高さは従来と変わっていません。

SR400の特徴としてエンジンのキック始動をしなければならない点では初心者には少し難しいように感じます。
しかし、バイクの構造的には乗りこなしやすく初心者でも十分楽しみやすい構造です。

キック始動についてもある程度練習して慣れてくればそれほど難しくありません。
エンジンの右側に装着されているキックペダルを回転させ右足で踏み込めるようにして左のハンドルスイッチの下にあるデコンプレバーを握ることで軽く踏み込むことができます。
動作として面倒さや手間を感じることもありますが、このアナログ感がSR400の魅力ですし、SR400だからこその楽しみです。

価格帯も2010年モデルに比べると価格がダウンしており、400㏄クラスの新車としては十分魅力的な金額と言えます。
シンプルでクラシカルなバイクなので走行性が高い、というよりは少し不自由があると感じる人も多いです。
しかし、そういったアナログな不自由さがあるのがSR400の魅力であり、多くの人に愛されている点でもあります。

アナログ感は残しつつも以前までのモデルに比べると大幅に操作はしやすくなっています。
そのため初めてバイクを購入するという人や操縦に不慣れな女性の人でも十分楽しんで乗ることのできるバイクです。

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