ロングセラー SUZUKI グラストラッカー

ロングセラーバイクのSUZUKIグラストラッカー

SUZUKIのグラストラッカーといえば2002年に登場してから長く人気を集めているモデルです。
バイクの名前のルーツにもなっているグラストラックというのはモータースポーツに由来しています。
ダートトラックを走るのとは少し違い、軽快でありスポーティーな走りを行うスポーツっです。

こういった雰囲気をしっかりと持っているのがグラストラッカーの特徴としてあります。
自在でスポーティー、軽快に走れるという持ち味で多くの人を魅了しているバイクです。

グラストラッカーの特徴

スタイルはレトロモダンとは言い難いですがシンプルでとても引き締まったかっこいい作りです。
サイズも見た目にも大きく感じないですが、実際にまたがると見た目以上のコンパクトさに驚きます。
それと同時にコンパクトさからとても自由に走れることを感じることができます。

シートも車体もとてもスリムです。
そのためコンパクトで走りやすいですが、アップハンドルがワイドなためまたがるとしっかりとリラックスしたポジションをとることができます。
シートもフラットなので体格によって好みの位置に座るようにすれば不自由さもありません。

グラストッカーのエンジンは4バルブヘッドの空冷単気筒です。
これはGN250やDR250Sといった1980年代に登場したものをベースとして改良をされているもので、現在は2バルブのものへと変わっています。
始動もとても回転が良く適度な鼓動感があり排気量が大きなバイクを運転しているような錯覚に陥ることもあります。

市街地でもしっかりと走ることができますし、郊外や田舎道でゆったり走ることも楽しいです。
さすがに時速40キロメートルを割ると加速をするのがつらくなりますが、普段の運転では特に問題を感じることはありません。

バイクがコンパクトでハンドルバーが広いですがバイクとうまく一体感が取れるのでワインディングを走るのもすぐにコツが掴めます。
ブレーキタッチも楽しめる範囲での効き方をするのでバイクで走ることを楽しむことができます。
決して高級感のある走りができるわけではないですが、バイクと対話しながら走ることができ、音の変化やバイクからの振動を楽しみながら走れる点が魅力です。

やはりビッグバイクと比べてしまうと速度は限界がありますし、長距離を一気に走ることには無理があります。
しかし、250㏄2バルブで単気筒のバイクだからこその動きや操作性を楽しめるのはグラストラッカーだからこその楽しみです。
250㏄なので車検がないですし維持費もあまりかかりません。
走行性の高さとコストパフォーマンスの面でグラストラッカーは多くの人から人気であり、今でもなおロングセラーバイクとして語られているのです。

Comments are closed.