カワサキ W800

大型クラシックバイクを代表するカワサキのW800

大型バイクの中でもクラシカルなデザインが印象的なレトロバイクとして知られているのがカワサキW800です。
クラシックバイクの王道とも言われるこちらのバイクは、2010年にヨーロッパで先行発売がされてから、2011年に国内モデルも発表されて、多くのライダーの心を鷲づかみにしたモデルです。

ヨーロッパ向けらしい洗練されたデザインがオシャレバイク好きのライダーを魅了し、2016年に排気ガス規制の関係でファイナルエディションが発表されましたが、2019年に復活。
ファイナルエディションを嘆き悲しんでいたライダーが歓喜して購入を行い、現在に至るまで人気を博しているモデルです。

見た目だけでは無くスペックも安定

カワサキのW800はクラシカルな見た目をしているバイクですが、性能は最新技術をフルに搭載した復活モデルが販売されていますので非常にハイスペックです。
ダブルクレードルのフレーム形式を採用しており、エンジンは空冷4ストローク並列2気筒、SOHCバルブタイプを搭載。
ベヘルギアというオリジナルメカニズムを採用することで、独特なエンジン音を楽しみながら効率的なライディングを可能にしています。

タンク左右にニーパットを装備していることも特徴で、運転中に無意識のうちにニーグリップが出来る為、ストレスフリーな運転が可能です。
大型バイクらしい振動が強めのバイクではありますが、各種振動対策が施されていますので長時間ツーリングでも安心。

特にミラーには重点的に振動対策がされていますので、大型バイクでよくありがちな振動と共に位置がずれていくというようなトラブルもほとんど起きません。
ただしカスタムをしてしまうと振動対策が無くなってしまいミラーが移動してしまうこともありますので、ミラーに関しては極力純正品を使った方がストレス無く走れるでしょう。
心地良い振動を感じながらライディングを楽しめる構造になっており、クラシカルバイクならではの走りを堪能出来ます。

横風にも強く安定した走りが可能

横風や前からの風にも強く、安定した走りが出来るのもW800の魅力です。
軽めのライダーが乗車をしても安定感があり、ずっしりと重心が落ち着いているバイクでライディングを楽しみたい方にもぴったりのモデルになります。
高速道路などを頻繁に走る方にも人気のモデルです。

また非常に素直な運転性能をしており、コーナリングやギアチェンジなど操作にほとんどクセがありません。
加速力も申し分なくライダーが動かしたいように素直に動いてくれるマシンですので、街乗りにも最適でしょう。
ただしバイク本体の重量がある分ブレーキングに関しては少々ゆとりを持った方が安心です。

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