ストリートファイターの元祖 COBRA

元祖ストリートファイター!スズキのCOBRA

1989年に誕生したスズキを代表するバイクがCOBRAです。
元祖ストリートファイターとも呼ばれるスーパーネイキッドマシンとして、様々なネイキッドラインと共に商品展開されたマシンですが、現在でもその名は健在。
ストリートを走らせて右に出る物は居ないと言っても過言では無い程、ストリートにおいて圧倒的な性能の高さを誇るマシンです。

COBRAにはフレームやタンク、シートカウルに同社人気モデルのGSX-R250Rを採用しており、ベースとして各パーツをそのまま利用しています。
専用メーターやフロントブレーキなど所々でコブラならではの特徴がありますが、ベースモデルが圧倒的走行性能を誇るパーツを採用しているため、安定感があるのです。
まるでコブラが頭を拡げたようなオリジナリティのあるデザインをしており、クールなデザインを好むライダーの心を掴んで離しません。

タイトなライディングもスイスイと走る

ストリート、いわゆる街乗りに特化している理由はその俊敏な対応力にあります。
ギアには6段を採用していますが俊敏性を重視するに辺りローギアード化した結果、ハイスピードからロースピードまでのギアチェンジスピードが他に類をみない状態にまで発展。
マックススピードに上がったかと思いきやすぐさま信号待ちなどでロースピードに落とさないといけないようなタイトな場面でも、ストレスがかからずスイスイとギアチェンジを可能にします。

これだけの差があるギアチェンジを行うとバイク本体にまで影響が及びそうですが、カウルがない事、本体の重量が少ないこともありバイク本体へのストレスもフリーで走行が可能です。
ストリートでの走りはもちろん激しいコーナリングや下り道などでも思い通りに走りやすい構造をしている為、様々な場面で重宝できるマシンとして愛されています。
エンジンには水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒を採用していますので、マックススピードまで上がる早さも見物です。

COBRAらしいクールなデザインも魅力の1つ

ネイキッドスタイルをベースに作られているCOBRAですが、無骨さが少なくどこか気品がある造りをしています。
タイヤサイズもスマートさを感じさせる太さで、ボディに刻印されたCOBRAの文字がライダー心をくすぐります。

乾燥重量は139㎏と軽めの造りになっていますので取り回しがしやすく扱いやすいのも特徴です。
燃料タンクは13Lですので、余程無理な運転をしなければ長距離ツーリングにも適していると言えるでしょう。
このようにCOBRAは性能の部分においてもデザイン性の部分においてもストリートに適した造りをしたクールなマシンとして、現在でも多くのライダーに愛され続けているバイクです。

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