アプリリアのリアルレーサーレプリカ
アプリリアは20年の間に54ものタイトルを獲得しているイタリアの会社です。
レースでの実績が有名ですが、市販のモデルでもとても人気がありレースでのノウハウが生かされています。
そのためサーキット性能を感じることのできるバイクが多いのが特徴です。
そのような中でもフラグシップモデルといえるものがレーサーレプリカのRSV4 RFです。
最新モデルではこれまでの性能をさらに超える仕上がりになっています。
RSV4 RFの特徴
RSV4シリーズというのは従来モデルでVツインを搭載していたRSVミッレSPの後継モデルとしてデビューしています。
デビュー翌年の2010年にはスーパーバイク世界選手権で年間タイトルを獲得しているマシンです。
基本的にはRSV4はレースマシンと同等の装備が搭載されています。
さらに2011年にはアプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロールという独自の電子制御パッケージを搭載し、最新版のRSV4 RFでは最高出力がクラス最高レベルに到達しています。
最新型ではサスペンションも改良が加わっており、かなり大幅なグレードアップがされているバイクです。
2017年モデルは基本的な構造は今までのものをそのまま踏襲しています。
しかし、細部はかなり改良が加わっており、走行性は高いです。
伝統的なアルミツインスパーフレームは残しつつもレーシングマシンと同じくらいのシャーシ機能がついていることが大きな特徴としてあります。
それ以外にも大径化されたダブルディスクが採用されていたり、フロントブレーキにブレンボ製M50モノブロックラジアルマウントキャリパーが搭載されていたりして制動力はかなり高まっています。
他にもスポーツ、トラック、レースに調整可能なエンジンマップがあったり、8段階に調整することができるトラクションコントロールなど制御モードが装備されているのが特徴的です。
特に最高峰モデルであるRFでは前後のサスペンションに新型のサスペンションパッケージが装備されています。
RFは専用のデザインがあり、軽量なアルミホイールを搭載していた李、新型のマルチメディアプラットフォームも標準装備されています。
性能としては十分サーキットで走ることができるようなものを搭載していますが、街で走ることも考慮してスペックが組まれているので街を走るにあたっても問題ありません。
見た目も走行性も高く、サーキットを走るような走行性を感じることができるようなバイクにあこがれを持つ人は多いです。
しかし、実際には普段は街乗りがほとんどでツーリングもなかなか行けないこともあります。
そういった人でも普段の街乗りでも十分楽しむことができ、たまに本格的に走る際には十分満足感が得られる1台です。