ソケット類の使用方法

ソケット類はバイクメンテナンスで必須の工具

バイクに使われているボルトやナット、ビスを締めたり緩めたりするために欠かせない工具にソケット類があります。
カスタムをする際に使うだけでなく。日常的なメンテナンスでも使われるものです。

ソケット類にはいくつか種類があります。
使う場面によって必要なものが変わってくるので自分が必要なものを選ぶようにしましょう。

バイクのメンテナンスで必要なソケット類

六角形のボルトやナットがバイクにはついています。
これらはドライバーでビスを回すよりも回転力が強くなるラチェットレンチを使うと便利です。

もともとはソケット部分とハンドル部分が一体になっているレンチは締めやすい反面種類によってレンチが必要になるのでたくさんのレンチを購入する必要がありました。
しかし、1920年代にアメリカで生まれたソケットが差し替えられるタイプのものが発売されたことで作業は大幅に使いやすくなったのです。
今は当たり前の工具になっていますが、当時はとても画期的なものでありソケットの便利さが格段に高くなりました。

とても便利なラチェットレンチ

ソケットとハンドル部分が離れることによって様々なハンドルをつけることができ、仕様環境に合ったものを使えるようになるというのがメリットです。
ラチェットレンチはそのような工具の中でも特にソケットを有効利用することのできる工具といえます。

回転する方向を一つにすることができることにより、ラチェットレンチはボルトやナットからソケットを抜くことなく連続して作業をすることが可能です。
そのためスパナやめがねレンチといった道具を使うよりも作業が格段に楽になりますし効率もよくなります。

ラチェットレンチは本体のヘッドのところにストッパーとギアが内蔵されています。
ギアの歯の数によって一度に回転させることのできる角度が決まり、この角度のことが送り角です。

歯数はレンチによって種類があり、小さな角度で回したい場合には歯の数が少ないものを選びます。
例えば24歯であれば1度に15度、72歯なら一度に5度傾けることができます。

歯の小さなものはスパナやめがねレンチではできなかったような小さい角度でも回すことが可能です。
そのためボルトの周りが入り組んでいていろいろなパーツがあることで工具をうまく動かせないという場面でもとても快適に動作させることができます。

ラチェットレンチはさらに使い勝手が良くなるように、ソケットが落ちないようにするためのプッシュリリースタイプといった便利な機能を搭載しているものも販売されています。
そのためどんどん使い勝手が良く効率よく作業できる工具を購入することができるようになっているのです。

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