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タイカブと言われる理由とは

100EXがタイカブと言われる理由

ホンダを代表するマシンの1つであるホンダカブ100EXですが、近年ではタイカブと呼ばれることが増えています。
こちらのマシンは元々タイのビジネスバイクとして展開していたモデルで、タイから輸入をして日本国内でも発売されることとなりました。
そうした経緯があることから、タイで発売されたホンダのカブ、略してタイカブと呼ばれるようになったのです。

タイカブは現地でビジネスバイクとして発売開始当初、10万台をも売り上げた圧倒的な人気を誇るモデルとして知られています。
タイの国内では知らない人が居ないと言っても過言では無い程メジャーなバイクで、ホンダの名前を知らずともタイカブは知っているという方まで居るほどです。
ビジネスバイクとしてだけではなく今では一般車としても現地で愛されており、タイに空前のカブブームを引き起こした立役者として重宝されています。

タイカブの特徴

タイカブはホンダのカブを現地流にリメイクされており、ホンダのカブとは違った特徴があります。
まずエンジンに関してですが、空冷4サイクルOHC単気筒エンジンを採用しており、カブシリーズの中でも最大排気量である97㎝³を誇ります。
振動が少なく耐久性にも優れた造りでありながら、パワーを出したいときにはしっかりとスピードを出せる、スマートさも持ち合わせたモデルになっているのです。

小柄な体格の方でも乗りやすいように足回りにはゆとりを持たせている他、二人乗りもしやすいようなデザインにされているのも特徴です。
長時間走行時でもストレスが無いようにゆったりとしたダブルシートを設けている他、アジャスト付ダンパーを備えたリアサスペンションを搭載して、リアの二段階調整も可能にしています。
日本のホンダカブのイメージとは少し異なる造りとなっていますが、使い勝手や利便性は抜群で、タイを誇るモデルと言っても過言では無いでしょう。

普段使いのしやすい細やかな工夫が多数

タイカブには他にも、普段使いがしやすいように細やかな工夫が多数取り入れられています。
エンジン始動時はセルフキック併用式でスピーディーな乗り入れが可能な他、メインスイッチと言った式のハンドルロックを採用することで、降車時もよりスムーズになるのが特徴です。
更にメンテナンスフリーのバッテリーを採用することで、メンテナンスに関する知識が無くとも気軽に乗れるマシンに仕上ってます。

また性能だけでは無くデザイン部においても細やかな気遣いが多数。
角形ハロゲンヘッドライト搭載の他、クロームメッキ仕上げのリアクッションカバーで気品のあるデザインとなっており、シンプルながらもどこかオシャレな仕上がりとなっています。

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