超高品質エンジン搭載 カワサキ Z1(900 SUPER4)

名車として語り継がれているカワサキ Z1

カワサキ Z1は1972に登場し、名車として語り継がれているバイクの1つです。
今も愛車として乗り続けているという人もいます。
そのままの状態で楽しんでいる人もいますし、カスタムをした楽しんでいるという人もいます。

カワサキ Z1がこれだけ多くの人に愛されているのはバイクの開発にあたってもすごくこだわってきたからこそのことです。
旧車であっても今でも多くの人に愛される魅力は現在でも十分通用するスポーツ性の高さがあります。

もともとカワサキは1967年から4気筒の開発に着手をしていました。
しかし、1968年に一足早くホンダからバイクが登場してしまい、これにより開発が再スタートとなってしまうのです。

ホンダのCBを超えるバイクを作ることが必要となったことで、排気量を900㏄に引き上げること、性能を高めること、さらには耐久性を高めることを考えて開発が進められます。
操縦の安定性についてはCBに比べてスポーツ性を重視することとなります。
整備性を維持することも考えて製造することでカワサキ Z1が誕生したのです。

カワサキ Z1の魅力

カワサキ Z1は今でも現役で乗っている人が多いのはやはりそれだけ魅力的なバイクだからこそのことです。
今でもバイクにまたがってみるとライディングポジションがよくバイクがどれだけこだわって作られたものなのかが伝わってきます。
足の着き方も良いですし、車体を起こすのも決して重たくありません。

標準的な水準は満たしているのはもちろんですが、体へのフィット感もとても良く、この当時のバイクに多かったステップ幅の広さもないです。
見た目には大型に見える部分がありますが、乗ってみるとそのように感じないですし、アップハンドルまでの距離も無理なく届きます。
思いのほか自然に体がバイクになじむことに驚くとともに、リアルスポーツなバイクであることも感じることができます。

走ってみればより一層その魅力を感じることができるバイクです。
もちろん今のものほど静かでスムーズなエンジンではないですが、その当時のものとしては十分スムーズな動きを実現しています。
ローラベアリングを使用しているのでフリクションも低いことがうかがえます。

走り出しても扱いやすいですし気持ち良く走ることができるほどトルクは十分です。
ハンドリング性能もとても高く、当時のバイクはもちろん、しばらくの間はカワサキ Z1が最も高かったと言えます。
車体剛性はとても高いとは言い難いですが、バランスがとても良く安定感もあります。

カワサキ Z1は乗り方にコツが必要です。
しかし、このコツを身につけることでバイクを運転していると強く感じることができますし、コーナリングが楽しくなります。
こういった走っていての楽しさが感じられるバイクはなかなかなく、だからこそカワサキ Z1がとても多くの人に愛されているのです。

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