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ヒューズが切れてしまった場合

バイク電装系トラブルの一つ

バイクを構成する機器の一つ電装系で起こる代表的なトラブルがヒューズ切れです。

自宅で生活をしているときにも近くで落雷があるとブレーカーが落ちて室内の電気が急に止まってしまうということが時々ありますが、バイクにおいても急激に電流の異常が起こると同じようにヒューズが飛ぶという症状が起こります。

そもそも「ヒューズ」とは何かということを説明すると、これは電子回路の中に必ず組み込まれている部品でその機器で設定されている電流値以上のものが流れたときに自動的に溶断をして過電流が機器におよばないようにするという働きをするものです。

自宅でブレーカーが落ちるというのは近くで落雷という非常に強い電流が一時的に流れたときに、室内の電気機器がそれによって破壊をされるのを防ぐために一瞬で遮断をするというためのものです。

原因を特定しないと繰り返すことも

バイクでヒューズが飛ぶというケースはそれほど多くありません。

ただし一度ヒューズが飛んでしまうと代替部品を用意して交換をしないと直すことができないため、ちょっと面倒な手間がかかってきます。

バイクのヒューズが飛ぶ事例としてよくあるのが、ライトやその他の電力を使用する機器を交換した直後に起こるということです。

これは新しく取り付けた部品が電力規格にあっていないために過電流が流れてしまっていることを示しています。

その他にも電力機器全体に故障が起きていることが考えられるので、一度テスターなどで電力状況を計測した方がよいでしょう。

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