走行中にブレーキがきかなくなるトラブル
自動二輪車の場合、ブレーキ操作は手元のハンドルと足元の2つで制御をすることになっています。
スクータータイプの場合にはギアチェンジをしないのでクラッチの代わりに前後のブレーキを左右のハンドルで振り分けているようなこともあります。
ですが基本的には前輪のブレーキは右手部分、後輪のブレーキはフットブレーキで行うということがバイク操作です。
ブレーキ操作は安全運転の基本中の基本ではありますが、時々走行中に突然ブレーキのききが悪いと感じるようになったり、時にはほとんどブレーキがきかないというような症状が起こってしまったりします。
ブレーキに関するトラブルは案外件数が多く発生しているので、普段からのメンテナンスではきちんとブレーキの状態を確認し、ブレーキパッドなど消耗品を定期的に交換するようにしておきましょう。
ブレーキに異常があるときの症状
ブレーキの異常はある日突然に訪れるということはほとんどなく、以前からなんとなく調子が悪いなという感覚になってでてきたりします。
バイクにおけるブレーキは、ブレーキパッド、ブレーキシュー、ブレーキフルード、ブレーキホース、ブレーキケーブルなど複数の部品によって制御がされています。
ブレーキに異常を感じるときの症状は一つではなく、なんとなくブレーキをかけても手応えがないというようなことから、ブレーキをかけたときにおかしな音が聞こえたり、ブレーキを握ったときの感覚がおかしい、というような複数の状態になってあらわれます。
この異常症状はブレーキパーツのうちどこに異常が起こっているかによって変化するものですので、もし走行していていつもと違うと感じることがあったら、整備点検に出すかもしくは消耗部品のチェックをしておくことをおすすめします。
もしブレーキがきかなくなったら
事前に異常がわかればいいのですが、最悪なときには実際に走っているときに突然ブレーキがきかないという状態になってあらわれてきたりします。
もし長い下り坂や平面走行をしているときにブレーキがきかなくなってしまったら、まずは落ち着いてシフトダウンをしてエンジンブレーキをきかせるようにしましょう。
一番やってはいけないのがびっくりしてエンジン停止をしてしまうことです。
エンジンを切ってしまうとエンジンだけでなくほかの制御機器もきかなくなるため、フットブレーキが生きていても動かなくなってしまったり、制動している車体を動かすハンドル操作が充分にできなくなってしまったりします。
エンジンブレーキでゆっくりと速度を落とし、路肩の安全なところに避難するようにしましょう。