眠っていた免許を復活させよう
20代になりたてのころにバイクの免許を取得したけれども、そのあと社会人になり結婚をして子供ができたりということで、すっかりバイクと距離を置く生活になってしまったということもありますね。
運転免許は自動車とバイクは一緒の免許証で取り扱いをされるので、片方だけ失効をするということはありません。
従って自動車の免許を更新していれば、いつバイクに乗っても問題はないということになります。
ですがさすがに何年も全くバイクに乗っていなかった人が突然にバイクに乗り直すというのはちょっと抵抗感があります。
そんなときには教習所や練習場などで講習を受けることができるようになっているので、数回だけでもそうしたものを利用してみるといいでしょう。
ただしバイクは自転車と同じように一度完璧に運転できるようになっていれば多少のブランクがあっても体が覚えているものなので、案外乗りなおしてみたらすんなりもとの感覚に戻れたというようなこともあります。
子育てが落ち着いた頃が復活のタイミング
バイクに再び乗るというなら、子育てが一段落するくらいのタイミングがおすすめです。
子供が小学校にあがったタイミングや、中学校~大学などに入ってそれほど子供のために時間を割かなくてもよくなったというくらいの時期にはそれまでの反動もあり、自分ひとりになれるような趣味をしたいと思うものです。
そんなタイミングでなくてもある日ふと「バイクにもう一度乗りたい」と思ったときに乗るのもいいですね。
もしもう一度バイクに乗りたいと思ったら、まずは中古のバイクショップなどに行ってざっと車種を眺めてみるとよいでしょう。
おそらくはバイクに一番乗っていた時期などには、暇さえあればバイクショップに通っていたような時期もあったのではないかと思いますが、久しぶりにそうしたところに行ってみると一気に気持ちが当時と同じようにわくわくとしてきたりします。
いきなりそこで購入をしてしまうというような人も時々いるようですが、まずはどんなバイクが今売られているかということを下見をしてからじっくりと新たな愛車選びをしていきたいところです。
昔とはまた違った楽しみも発見
バイクライフを復活させたという人の感想として非常によく聞かれるのが「昔とはまた印象が違っていて別の楽しみがある」というようなことです。
多少の思い出補正はあるものの、バイクに乗りながら眺める景色というのはかなり心に刻みつけられる素敵なものなので、もう一度乗りなおしてみると当時の思い出もどんどん蘇ってきて二重に楽しさが感じられます。
バイクに乗ったばかりの頃というはどちらかというと「乗る」ということの方に楽しみがあったのに対し、大人になってから乗り直すともう少し客観的に周囲をみることができるというか、バイク本体だけでなくその周りにある要素を合わせて楽しみにしていくことができたりします。
余裕のある大人のライダーを目指してみてください。