楽しみ方も千差万別のオートバイ
バイクはいまや実用品ではなく、趣味として広く使われるようになった乗り物です。
年々ライダー人口は減少傾向にあるとは言われてはいますが、それは言い換えればミーハーな気持ちでなんとなく流行っているから乗るという人がいなくなり、本当にバイクが好きな人だけが乗るようになったというふうに言い換えることができます。
趣味として楽しむバイクでは、運転をする楽しさとともに誰かと一緒に遠くに出かけることができるという楽しさや、自動車と違って外の空気を楽しみながらのんびり進むことができるという楽しさがあります。
他にも自分の好みの車体になるようにパーツを交換したりしてカスタマイズを楽しむのもいいですし、ヘルメットやジャケットなどを自分好みにしてバイクに乗っているというファッションを楽しむのもいいでしょう。
乗る人それぞれが自分なりの楽しさを追求していけるというのもバイクのよいところといえるでしょう。
特にここ近年で目立つのは20代くらいの若い女性ライダーが増加していることで、それまでとはまた違ったバイクライフの提案もされるようになってきました。
女性だけでなく、若い頃に乗っていた方が往年になって再び趣味としてバイクに乗り直すというケースや、公道ではなくレース場で走るようにしているといったような人もいて、ますます裾野は広がってきています。
一人でも楽しいみんなでも楽しい
バイクのよいところは、運転をするときには一人だけになり仲間と一緒であっても会話ができないということだという人もいます。
自動車での移動の場合、車内に数人が同乗していても運転をするのは一人だけになりますし、車内という閉鎖された空間の中で会話をしていくことができます。
反対にバイクの場合、最大でも二人までしか同じ車体に乗ることができず、しかも運転中にはお互いにヘルメットをかぶっていることで自動車の中のように自由に会話をしていくことはできません。
一見寂しいようですがそれこそがバイクの魅力であり、一人で運転をしながらその世界の中に入っていけるということこそがなににも替えられないバイクならではの感覚というふうになります。
さらに言えばバイクの運転中には、安全面から音楽やラジオを聞くこともなく、運転をすることのみに集中していくことになります。
バイクと一体になる楽しさは、そうした運転以外の要素が極力排除されるということから生まれるのです。
そんな感覚は同じバイク乗り同士で共有できることですから、何人かのグループで連れ立って出かけるツーリングでは、一人だけで出かけるときとはまた違った楽しみを感じることができたりします。
一人でも楽しい。みんなでも楽しい。
それがオートバイの正しい楽しみ方なのです。
バイクの楽しみ方を考える
バイクの楽しさは人それぞれとはいえ、免許をとりたての人にとってはまずどんなことから始めてみようか悩むところです。
もちろんただ街乗りをするというだけでも充分楽しいのですが、他にどんな楽しみ方があるのかということはまた情報をいろいろなところから集めていく必要があります。
ツーリングに出かけるにしても誰とどんなふうに行くかや、どこを目的地にするかによってまた知っておくべき情報も異なってきます。
以下のリンクからそんなこれからよりバイクライフを広げていきたいと考えている人のために、バイクの楽しさを紹介していきます。
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